Lx 攻略情報47 大書庫で閲覧した書物1【魔道学入門】

【魔道学入門】
        ーエメン・オルケイディア監修

 魔道学とは「古典魔法」を取り扱うにあたって内在魔力(MP)の運用法や魔法の発現技術、魔法体系の理論などを研究する学問のことである。魔道学校【アカデミー】における世界魔道学校協会指定の必修の科目とされ、「古典魔法」の修得が卒業の条件になっている。魔道学校【アカデミー】で魔道学を学ぶことは、魔道士としての資質の向上と精神の研鑽を目的としている。

【中略】

 古より多くの魔道士が「古典魔法」を扱ってきた理由は、まさにその歴史が聖書の時代から連綿と続いている由緒正しい魔法であることに他ならない。古典魔法の始祖は聖書の「王と十二賢人」に登場するアガーシャ王が編纂したとされる「魔想言録」である。「魔想言録」は、もとは限られた特別な者にしか扱えなかった魔を操る力を、魔法として人々に広く使えるようにしたはじめての魔道書とされる。

【中略】

 そもそも魔法とは、自然存在状態の魔力を呪文詠唱や祈祷など特定の手続きを介してなんらかの効果を生じさせるはたらきを指す。一般に魔法の系統はその手続きの種類によって大別される。例えば、本書で取り扱う「古典魔法」と呼ばれる魔法は、術者の内在魔力をもとに「古代語を用いて呪文を唱える」という手続きを経て魔法を発現する方法である。また、主に僧侶や治療術師が扱う魔法は「神聖魔法」と呼ばれ、「神に祈りを捧げ念じること」を手続きとする。これは術者の内在魔力を祈りによって神に届け、神が魔法の発現を代行するという体系をとる。他にも契約した精霊や使い魔に対して自分の魔力を貸与し、代わりに魔法を発現させる「精霊魔法」や、霊体や精霊をいわゆる守護霊として自分の中に取り込み、その力を借りながら魔法を発現する「巫術魔法」など様々な魔法が存在する。さらに、歌や踊りを手続きとして魔法効果を得る方法なども多く知られている。

 これらを比べても「古典魔法」の確然たる精妙さは議論の余地がない。神や精霊の力を借りず、すべての魔法操作が術者の力のみに完結する魔法体系はため息が出るほどに美しい。これから魔道学を学ぶ諸君らにも是非この「古典魔法」の魅力を感じていただきたい。


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