Lx 攻略情報48 大書庫で閲覧した書物2【古典魔法の術式と魔法円】

【古典魔法の術式と魔法円】
        ―ジュブジ・シノラ著

 〇呪文と術式
 古典魔法を発現するためには「呪文詠唱」が必要だが、古典魔法は手順のすべてを術者自ら行わねばならないので、それ自体が非常に複雑なものになっている。さらに当然ながらそれらの詠唱はすべて古代語で行なわれなければならない。このような要因から初心者にとって古典魔法は難解だと受け取られやすいが、ありがたいことに現代には先人たちの知恵を結集した魔道書がある。私たちは魔道書にある術式を組み合わせることさえすれば、立派な呪文が完成するのだ。


〇呪文の内容
1.術者の宣言
 まず術者の名前、使用する魔法の名称の宣言を行なう。しかし呪文のはじめに術者が名乗るのはもはや古典魔道士の通例となっているが、実際は省略しても問題はないことが近年証明された。魔法の名称の宣言については、その魔法の種類によってこれ以降の形式がある程度決まっているため、名称と形式が異なる場合は魔法は発現しない。

2.この呪文で扱う分の魔力量の宣言
 これによって想定する魔法の規模、威力、効果範囲、射程などに必要な魔力量(MP)の総計が決定する。実戦においては基本的にこれらの計算をできる限り臨機応変かつ瞬時に行なうことが前提となる。多くの場合、術者が想定する魔法の形態から逆算して必要魔力量を求める。
(必要魔力量計算式は本書4章を参照)

3.魔法属性の変換
 古典魔法では炎や氷、毒や眠りなど、いずれかの属性に変換して発現する。この変換術式を省略した場合、魔法は属性を持たないいわゆる「無属性」の状態で発現するが、この状態では効果は十分ではない。
(変換術式については本書6章を参照のこと)

4.発現形態
 攻撃魔法ならどのような形態にして、どのように対象に攻撃をするかを決定する。多く使われているのは強撃術式(魔力を一点に集めて威力を上げる)や拡散術式(魔力を分散させ広範囲に効果を及ぼす)などである。氷魔法で例えれば、強撃術式を使って氷に変換した魔力を集中させると巨大な氷の刃となり、拡散術式で氷の粒を巻き起こせば吹雪となる。ここで重要なのは自分の思い通りに魔法を発現する能力と、なによりそれを思い描く術者の想像力なのだ。
(発現形態術式については本書7章参照)

5.必要数値の算出
 魔法の規模、威力、効果範囲、射程などを決定する。手順2で使用する魔力量と手順4で魔法の形態は決まっているので、厳密には使用する魔力量の内訳を決めることになる。たとえば強撃術式を用いるなら相応の魔力量を威力に割り振る必要がある。また魔法力減衰の法則により、基本的に発現した魔法が術者から離れれば離れるほど魔法効果が弱まっていくため、射程つまりは対象との距離感をつかんで置くことが非常に肝要である。
 
6.魔法の発現残るは魔法を発現するだけだ。手順1~5までで全ての呪文詠唱は終わっているので、あとは魔法体系理論関係なく、発現のタイミングを実戦を通して学ぶしかない。


〇魔法円
魔法円

 古典魔法では魔法効果を多く得るために様々な魔法円が用いられるが、ここでは最も一般的に扱われるプトレリウス魔法円について紹介する。まず外周にはじまりとおわりを古代語で記し、円で閉じることで永遠、世界を表す。次に太陽の神ソトルと月の神カーサリの紋章を表し、間に剣を描く。これは創造主メルノティが世界を昼と夜に分けるときに使った剣で「夜明け薙ぎの剣」または「宵切りの剣」と呼ばれる。次に6つの小円それぞれに炎・氷・樹・雷・風・地の文字を表す。最後に六芒星の中心にアガーシャ王と3人の賢者バエルンハルト、ヴィセ、クレヴィングの名を刻む。


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Lx 攻略情報47 大書庫で閲覧した書物1【魔道学入門】

【魔道学入門】
        ーエメン・オルケイディア監修

 魔道学とは「古典魔法」を取り扱うにあたって内在魔力(MP)の運用法や魔法の発現技術、魔法体系の理論などを研究する学問のことである。魔道学校【アカデミー】における世界魔道学校協会指定の必修の科目とされ、「古典魔法」の修得が卒業の条件になっている。魔道学校【アカデミー】で魔道学を学ぶことは、魔道士としての資質の向上と精神の研鑽を目的としている。

【中略】

 古より多くの魔道士が「古典魔法」を扱ってきた理由は、まさにその歴史が聖書の時代から連綿と続いている由緒正しい魔法であることに他ならない。古典魔法の始祖は聖書の「王と十二賢人」に登場するアガーシャ王が編纂したとされる「魔想言録」である。「魔想言録」は、もとは限られた特別な者にしか扱えなかった魔を操る力を、魔法として人々に広く使えるようにしたはじめての魔道書とされる。

【中略】

 そもそも魔法とは、自然存在状態の魔力を呪文詠唱や祈祷など特定の手続きを介してなんらかの効果を生じさせるはたらきを指す。一般に魔法の系統はその手続きの種類によって大別される。例えば、本書で取り扱う「古典魔法」と呼ばれる魔法は、術者の内在魔力をもとに「古代語を用いて呪文を唱える」という手続きを経て魔法を発現する方法である。また、主に僧侶や治療術師が扱う魔法は「神聖魔法」と呼ばれ、「神に祈りを捧げ念じること」を手続きとする。これは術者の内在魔力を祈りによって神に届け、神が魔法の発現を代行するという体系をとる。他にも契約した精霊や使い魔に対して自分の魔力を貸与し、代わりに魔法を発現させる「精霊魔法」や、霊体や精霊をいわゆる守護霊として自分の中に取り込み、その力を借りながら魔法を発現する「巫術魔法」など様々な魔法が存在する。さらに、歌や踊りを手続きとして魔法効果を得る方法なども多く知られている。

 これらを比べても「古典魔法」の確然たる精妙さは議論の余地がない。神や精霊の力を借りず、すべての魔法操作が術者の力のみに完結する魔法体系はため息が出るほどに美しい。これから魔道学を学ぶ諸君らにも是非この「古典魔法」の魅力を感じていただきたい。


Lx 攻略情報46 仲間情報21

■僧侶系06 <吟遊詩人&道化師>

・オフェリア
オフェリア
職業:吟遊詩人♀
能力タイプ:僧侶-魔法特化型
資質:エリート
技能/魔法:
 回復の魔法-集中 沈黙治療の魔法
 聖女の歌 旅人の歌

 大人の魅力溢れる麗しき吟遊詩人。
 恋に落ちる男たちは数知れないが、
 彼女には一途に想い待ち続けている
 男性がいるらしい。


・フィオーラ
フィオーラ
職業:吟遊詩人♀
能力タイプ:僧侶-防敏重視型
資質:ルーキー
技能/魔法:
 雷の魔法-拡散 魔防弱化の魔法
 聖女の歌 賢者の歌

 各地に熱狂的なファンを持つ有名な吟遊詩人。
 彼女のためなら命すら投げうつという人々が後を絶たない。


・マーマル
マーマル
職業:道化師♂
能力タイプ:盗賊-防御特化型
資質:--
技能/魔法:
 罠探知+ 逃走術
 防衛 足払い

 怪しげな道化師。
 性格も言動もつかみどころがなく、
 何を考えているかわからない。


Lx 攻略情報45 仲間情報20

■僧侶系05 <治療術師>

・ギムレット
ギムレット
職業:治療術師♂
能力タイプ:僧侶-攻魔重視型
資質:エリート
技能/魔法:
 回復の魔法-集中+ 回復の魔法-拡散
 毒治療の魔法 沈黙治療の魔法

 誰もが知る旅の名医。
 彼に助けられた病人ケガ人は数知れず。
 行く先々で患者を治しながら
 自らの治療術を高めている。


・リーゼロッテ
リーゼロッテ
職業:治療術師♀
能力タイプ:僧侶-敏捷重視型
資質:ルーキー
技能/魔法:
 回復の魔法-拡散+ 回復の魔法-集中
 麻痺治療の魔法 眠り治療の魔法

 心優しき白衣の天使。
 元は治療院の治療術師。
 もっと多くの人々を救いたいと旅に出るが、
 極度の方向音痴に苦難が続いている。


・カヴァロ
カヴァロ
職業:治療術師♂
能力タイプ:僧侶-防御重視型
資質:--
技能/魔法:
 回復の魔法-集中 眠り治療の魔法
 麻痺治療の魔法 沈黙治療の魔法

 さすらいの治療術師。
 陽気で気さくな性格が患者たちに人気。
 無類の酒好きで、
 酔ったまま治療を始めることもあるとか。


・ミリュ
ミリュ
職業:治療術師♀
能力タイプ:僧侶-魔敏重視型
資質:ルーキー
技能/魔法:
 回復の魔法-拡散 毒治療の魔法
 沈黙治療の魔法 石化治療の魔法

 子供っぽい性格だが、
 見よう見まねで治療術をマスターする
 非凡な才能を持つ。
 消毒するのが好き。



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